保育士試験の筆記試験が終わると、次はいよいよ実技試験です。
「どうやって練習したらいい?」
「独学でも合格できる?」
「筆記試験が終わってからでも間に合うのかな?」
そんな不安を感じている方も多いと思います。
私も子育てをしながらフルタイムで勤務していたため、実技試験もできるだけ効率よく対策したいと考えていました。
保育士試験の実技は、造形・音楽・言語表現の3分野から、受験申請時に選択した2分野を受験します。
どの分野も、専門家のような高い技術を競う試験ではありません。
それぞれの分野で何が求められているのかを理解し、本番を意識して練習することが大切です。
この記事では、保育士実技試験の3分野について、それぞれの試験内容や練習方法、私が実際に受験して感じた合格のコツをまとめてみました。
これから実技試験の対策を始める方は、ぜひ参考にしてください。
※実技試験の実施内容や課題曲などは変更される場合があります。受験する年度の「受験申請の手引き」などで最新情報を確認してください。
保育士実技試験の対策で一番大切なこと
実技試験の対策で最初に意識したいのは、完璧を目指しすぎないことです。
保育士試験の実技は、高い技術力を競う試験ではありません。
保育士として必要な表現力や、子どもを意識した表現などが求められる試験です。
私も受験前は、
「もっと上手く描けないとダメかな…」
「本番で失敗したらどうしよう…」
と不安でいっぱいでした。
実際の試験でも少し失敗してしまいましたが、無事に合格。
実技試験では多少のミスがあっても、最後まで落ち着いてやり切ることが一番大切。
まずは、自分が受験する分野の試験内容と評価されるポイントを確認し、子どもに伝わる表現を意識しながら練習していきましょう。
保育士実技試験はいつから対策する?
実技試験の内容確認は、できれば筆記試験の前にしておくと安心です。
受かると思わなかったから実技はなんとなく選択したけど、合格したから練習しないと!となる可能性もあります。
その時に、試験内容を把握して選択をしていないと、合格してからあせってしまうかも。
一方で、筆記試験が終わってから実技試験までの期間に集中して対策する方法でも、十分に準備できます。
まずは「どんな試験なのかを知っておく」くらいから始めておけば十分です。
造形表現の試験内容と対策
造形表現では、保育の一場面を制限時間内に描きます。
課題に沿った保育の場面を描き、色鉛筆などを使って描いていきます。
造形は、単純に「絵が上手いかどうか」だけが重要ではありません。
特に意識したいのは、
- 課題に沿った保育の場面になっているか
- 登場人物の表情がきちんと描けているか
- 保育士と子どもの関わりが伝わるか
といったポイントです。
私が造形の練習をするときに意識していたのは、「子どもたちが何をしていて、保育士がどのように関わっているのか」が一目で分かる絵にすることでした。
例えば、子どもが遊んでいる場面なら、ただ人物を並べるのではなく、何をしているのかが分かるようにポーズや表情をつけます。
保育士もただ立っているだけではなく、子どもに声をかけたり、一緒に活動したりする様子を描くと、リアリティある場面になります。
また、造形は時間配分も重要です。
練習するときから時間を計り、本番と同じように最初から最後まで作品を完成させる練習をしておきましょう。

時間を計りながら練習するのがおすすめです!
私は通信講座の添削例や参考作品などを見ながら、どのような作品が求められているのかを確認しました。
実際の作品を参考にすると、どうやって描けばいいのかイメージしやすくなります。
色鉛筆の塗り方や人物の描き方は、くりかえし練習しておくと安心ですよ。
👇実際に造形表現を受験した当日の流れや、私が行った練習方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています
音楽表現の試験内容と対策
音楽表現は、ピアノ・ギター・アコーディオンなどを使って、課題曲の弾き歌いを行う試験です。
音楽表現では、
- 幼児向けの課題曲を弾き歌いする
- 演奏だけでなく歌声や表現力も評価対象
- 最新の課題曲は受験の手引きで確認
といった点がポイントになります。
私は音楽表現を受験していませんが、保育現場では子どもたちと歌を歌ったり、音楽に合わせて踊ったりしていました。
その時感じたのは、子どもたちに寄り添って歌えているかどうかが重要だということ。
子どもたちは保育士が完璧に歌えているかどうかよりも、保育士が楽しそうに歌っているかどうかで反応が大きく変わります。
そのため、練習するときも「間違えずに演奏する」だけではなく、「子どもたちに向かって歌う」という気持ちで臨みましょう。
もしミスをしてしまっても、最後まで止まらずに続けることも重要。
ぬいぐるみなどを並べて、「子どもたちの前で歌ってるんだ」という気持ちで練習しておくと、本番でも表現しやすくなりますよ。
言語表現の試験内容と対策
言語表現では、3歳児に向けて、指定されたお話を3分程度で語ります。
言語表現では、
- 指定されたお話を3分程度で語る
- 原稿や絵本を持たずに話す
- 子どもに伝わる声の大きさや話し方を意識する
- 表情や目線を意識する
- 必要に応じて身振り手振りを使う
といったことがポイントになります。
私は児童福祉施設で勤務していた際、絵本や紙芝居の読み聞かせを行っていました。
実際に現場で読み聞かせをしていると、こちらの表情や声の抑揚、間の取り方によって、子どもの反応は大きく変わります。
その経験からも、言語表現では「上手に話すこと」よりも「子どもに語りかけること」を意識するのが大切だと感じています。
また、緊張すると早口になりやすいため、本番では少しゆっくり話すくらいの気持ちで。
自分の声をスマホで録音して、くりかえし練習するのがおすすめです。
保育士実技試験は独学でも合格できる?
結論から言うと、独学でも十分に合格を目指せます。
私自身も独学で実技試験を受験しました。
もちろん練習は必要ですが、実技試験はプロレベルの技術を求められる試験ではありません。
実技試験は不安になりやすいですが、筆記試験を乗り越えた方なら、必要な準備をすれば十分に合格を目指せます。
「完璧にできなければいけない」と考えすぎず、自分に必要な練習を一つずつ進めていきましょう。
👇実技試験の教材を探している方や、通信講座を使って対策したい方はこちらの記事にまとめてあります
まとめ
保育士実技試験は、造形・音楽・言語表現の3分野があります。
どの分野も高い技術を披露することが目的ではありません。
それぞれの試験で求められていることを理解し、子どもに伝わる表現を意識して練習することが大切です。
筆記試験が終わってからでも、実技試験に向けて準備する時間はあります。
まずは自分が受験する分野の試験内容を確認し、必要な練習から少しずつ始めていきましょう。
👇勉強開始から合格までの流れをまとめたロードマップ記事も参考にしてみてください




