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保育士試験の実技「造形」はどんな感じ?実際に受けた流れと合格のコツを体験談で解説

zoukeitaikennki_eyecatch 実技について

私は保育士試験の実技で「造形」を選択しました。

造形は「絵が苦手だと合格できないのでは?」と不安になりますよね。

私自身も、試験中に「問題文の解釈を間違えたかも……」と不安になりました。

それでも結果は無事に合格。

この記事では、私が実際に受験したときの様子や、試験前にどんな練習をしたのか、使ってよかった道具などを体験談として紹介します。

これから造形を受ける方の参考になればうれしいです

造形の実技試験はどんな試験?

造形の実技試験は、制限時間内に「保育の一場面」を絵で表現する試験です。

問題文に示された条件をもとに、保育士や子どもの様子、背景などを描いていきます。

私が受験したときも、問題文を読んで、その場面が伝わるように人物や背景を描いていきました。

造形というと「絵が上手じゃないと難しそう」と思うかもしれません。

私も最初はそう思っていました。

でも、実際に練習や受験をしてみて感じたのは、絵を上手に描くことよりも、

  • どこで何をしているのか
  • 子どもや保育士がどのように関わっているのか
  • 問題文の内容が絵から伝わるか

を表現することが大切だということです。

そのため私は「上手に描くこと」よりも、「保育の場面が伝わる絵を時間内に描く」ことを意識して練習しました。

私が実際に受験したテーマと当日の流れ

私が受験したときの造形のテーマは、「紙芝居を見ようと集まっている子どもの様子」でした。

👇こちらが、私が実際に受験したときの絵の再現です。
(※保育士や園児の人数など、細かな指定は覚えていないため、実際の答案とは異なります。)

問題を見た瞬間、

紙芝居か…なんか難しいな…

と思ったのを覚えています。

問題発表直後は「どう描こう…」と悩みましたが、今までに4~5パターンの情景を練習して描いていたので、「なんとか描けそう」と思うことができました。

次のような時間配分で練習を続けていたので、当日も同じように進めました。

内容時間意識したこと
下描き・構図決め約10分人数や条件を確認
人物の清書・着彩約25分表情や動きを重視
背景・小物・仕上げ約10分空や床など広い部分を塗る

まず構図を決め、人物を描き、その後に背景や小物を描いていく流れで描いていきました。

試験中に「失敗したかも」と思ったこと

試験中、もくもくと描き進めていたのですが、途中でふと、

「私、ひょっとして問題の解釈を間違えてる……?」

と不安に思い始めました。

問題文を改めて考えてみると、「紙芝居を見ようと集まっている子どもの様子」が求められていたのに、私は紙芝居を読み始めている場面を描いてしまったように感じたのです。

「修正した方がいい?」とも思いましたが、試験終了まで10分を切っていて、描き直す時間もありません……。

「えーい、もう仕方ない!」

と思い、そのまま最後まで描き切って提出しました。

正直、試験が終わった後は「あ~落ちたかも…」と、かなり不安でした。

ところが、結果は無事に合格。

👇そしてこちらが、実際の実技試験の結果。

保育士試験実技試験(造形)合格結果

一発で合格することができました。

この経験から、私は「すべてを完璧に描くこと」だけが大切なのではなく、多少の不安要素があっても、全体として保育の場面が伝わる絵に仕上げることが大切なのだと感じました。

私が実際にやった造形の練習方法

実技試験は、くりかえし練習しておくことが大切です。

私が実際にやっていた練習方法は、とてもシンプルでした。

  1. ノートに19cm×19cmの枠を描く
  2. 過去問を使って時間を測りながら描く
  3. 描き終わったら問題文と絵を見比べる
  4. 別のお題でも繰り返す

私は無印のB5ノートを使っていましたが、無地の紙なら何でも大丈夫です。

100均のらくがき帳などでも十分練習できます。

練習で意識したのは、「できるだけいろいろな保育の場面を描いておくこと」です。

例えば、

  • 園庭
  • 保育室
  • 食事
  • お昼寝
  • 手遊び
  • 季節の行事

など、本番でどんなテーマが出ても慌てないよう、さまざまな場面を練習しておきました。

私が練習で意識した3つのこと

どれだけ上手に描けても、時間切れでは意味がありません。

それを防ぐため、私は次の3つを意識していました。

1.人物のパターンを固定する

毎回イチから髪型や服装を考えていると、それだけでかなり時間を取られます。

そこで私は、

  • 保育士
  • 男の子
  • 女の子

の基本的な人物パターンを決め、それぞれの服の色や髪型もある程度固定していました。

人物の描き方をある程度決めておくと、本番でも迷わず描けるので、かなり時短になりますよ。

2. 場所ごとの小物を決めておく

人物だけでなく、背景や小物もあらかじめパターンを作っておきました。

例えば、

  • 園庭 → 鉄棒・ジャングルジムなどの遊具
  • 保育室 → 荷物棚・荷物かけ・園児の描いた絵・工作など
  • トイレ → 幼児用便器・タオル掛け・窓など

など、「これを描けば、その場所だと伝わる」という小物を覚えておくと、本番でも迷いにくくなります。

人物だけでなく、背景の練習もしておくと、かなりスピードアップできます。

3. 描く順番を決める

19cm×19cmの枠は、実際に描いてみると意外と狭く感じます。

そこで私は、毎回描く順番を決めていました。

  1. 構図を決める
  2. 人物を描く
  3. 小物を描く
  4. 広い部分を塗る

練習の段階からこの流れを固定しておくと、本番でも「次は何を描こう?」と迷いにくくなります。

どんなテーマが出ても焦らないように、自分なりの描き方の手順を作っておくのがおすすめです。

造形で使ってよかった色鉛筆と持ち物

造形の試験では、限られた時間の中でたくさんの人物や背景を描くため、使いやすい道具を準備しておくことも大切です。

私が実際に持って行って役立ったものはこちらです。

持ち物実際に役立った理由
色鉛筆発色が良く塗りやすいもの
腕時計時間配分の確認
ハンドタオル色鉛筆を並べるのに便利
鉛筆・消しゴム下描き用(うすいベージュの色鉛筆を下書きに使うという手も)

私は三菱のuni色鉛筆を使いました。

勤務していた児童福祉施設で使っていて慣れていたため、試験でも同じものを使うことにしました。

造形では人物をたくさん描くので、肌色として使いやすい「うすだいだい(ペールオレンジ)」が入っていることも選んだ理由の一つです。

また、茶色系の色も意外とよく使います。

保育室の棚や床、木、髪の毛など、さまざまな場面で使えるので、茶色のバリエーションが多いのも決め手に。

足りない色は、文房具店などでバラ売りのものを買い足すことができるのも助かります。

ちなみに試験中はペンケースを机に置けないので、ハンドタオルの上に色鉛筆を並べておくと、必要な色鉛筆がスムーズに取り出せます。

ユーキャンの実技対策教材も役立った

私は保育士試験の勉強にユーキャンの通信講座を利用していました。

実技試験前には、実技試験対策用の参考書も届きました。

この教材には、

  • 過去の合格作品の紹介
  • 造形の具体的な対策
  • 実技試験当日の流れ

などが掲載されていました。

特に、合格作品をたくさん見ることで「どのくらい描けば合格レベルなのか」をイメージしやすかったです。

私は実際の作品を参考にしながら、人物の描き方や構図を練習していました。

👇実技試験対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています

実技試験当日の会場の雰囲気

当日は受験生が多く、会場にはかなり緊張感がありました。

会場によって案内方法などは異なると思いますが、なるべく早めに到着するようにしました。

試験が始まると、教室はかなり静かです。

紙をめくる音や、色鉛筆で描く音だけが聞こえてきます。

最初は緊張しましたが、描き始めると意外と集中できました。

練習で「構図を決める→人物→小物→着彩」という自分なりの流れを作っていたので、本番でもその流れに沿って進めることができ、いつものペースで落ち着いて描くことができました。

練習の段階から「本番と同じように時間を測って描く」ことがおすすめです。

これから造形を受験する方へ

造形の実技試験は、筆記試験とはまた違った緊張感があります。

私自身、本番では「問題の解釈を間違えたかも……」と不安になりましたが、合格できました。

「完璧な絵を描かなければ」と気負わなくても大丈夫。

大切なのは、限られた時間の中で、問題文に沿った保育の場面をしっかり描き切ること。

練習を重ねて「このくらい描ければ大丈夫」と思える状態にしておいたことで、本番でも最後まで描き切ることができました。

これから造形を受験する方も、ぜひ自分なりの描き方を作りながら練習してみてくださいね。

👇実技試験全体の対策について知りたい方は、こちらの記事で詳しくまとめています