保育士試験の勉強を始めようとしたとき、
「何から勉強すればいいの?」
「テキストを読むだけ?」
「とにかく問題を解くべき?」
と、最初の段階から迷ってしまいますよね。
保育士試験の勉強は次の順番で進めるのがおすすめです。
① 保育原理(全体像をつかむ)
② 保育の心理学(理解しやすい)
③ 保健・食と栄養(身近で覚えやすい)
④ 福祉系科目(後回しでOK)
⑤ 過去問で仕上げ
この記事ではこの流れについて詳しく書いていきます。
この記事でわかること
- 何から勉強すればいいか
- おすすめの勉強順
- 独学で迷わない進め方
保育士試験の基本情報(公式情報ベース)

まずは保育士試験の基本的な情報を整理しておきましょう。
保育士試験は、厚生労働省の管轄で、実施は全国保育士養成協議会が行っています。
正式には「保育士国家試験」と呼ばれる資格試験です。
筆記試験に合格すると、実技試験を受験することができます。
筆記試験は年2回(前期・後期)実施されており、科目合格制度があります。
- 一度合格した科目は3年間有効
- 全科目合格で筆記試験合格
- 筆記合格後に実技試験へ進む
実技試験は、音楽・造形・言語の3分野から2分野を選択します。
申込時に選択するため、早めに考えておくのがおすすめです。
最新の試験日程や受験資格は、必ず公式サイトで確認してください。
保育士試験の勉強時間の目安と順番

独学で進める場合、次の順番がおすすめです。
この順番は、通信講座の流れも参考にしながら、実体験ベースで調整したものです。
ポイントは「取り組みやすい科目から始めること」です。
難しい科目は後回しにして、まずは流れに慣れることを優先しましょう。
👇具体的な勉強法はこちらから
保育士試験のおすすめの勉強順
| 学習順 | 科目名 | 学ぶ理由・ポイント | 学習時間の目安 |
|---|---|---|---|
| ① | 保育原理 | 保育の基礎。まずは「保育とは何か?」と全体像を理解するために最初に学ぶのがおすすめ。 | 約10時間 |
| ② | 保育の心理学 | 子どもの発達段階や心理を学ぶ科目。生活や子育て経験と結びつきやすく理解しやすい。 | 約15時間 |
| ③ | 子どもの保健・子どもの食と栄養 | 身近なテーマで取り組みやすい。暗記量は多いが、日常生活に直結するので覚えやすい。 | 約20時間 |
| ④ | 子ども家庭福祉・社会福祉 | 制度や法律に関する科目。やや難しいが関連性が強いため一緒に勉強すると理解が深まる。 | 約20〜25時間 |
| ⑤ | 社会的養護・教育原理 | セットで合格しないといけない科目。教育原理は短いが重要ポイントが多い。社会的養護とまとめて学習すると効率的。 | 約15時間 |
| ⑥ | 保育実習理論(音楽・造形・言語) | 実技試験にも関連。最後にまとめて取り組む人も多いが、早めに触れておくと安心。 | 約15〜20時間 |
保育士試験の9科目は、それぞれ難易度にも差があります。
「保育原理」や「保育の心理学」などの科目は、お子さんがいる方には学びやすい分野です。
このあたりは勉強していても楽しく、とっかかりやすいです。

よくイメージされる「保育」という感じですね!
基礎となる「保育原理」やイメージしやすい「保育の心理学」は比較的やさしい一方で、法律や制度を扱う「子ども家庭福祉」や「社会福祉」、「社会的養護+教育原理」は難しく感じる人が多い科目です。
得意・不得意の差も出やすいので、比較的難易度の低い科目から慣れていき、難しい科目は時間を長くとっていくのがおすすめです。
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保育士試験の勉強が難しく感じる理由

保育士試験は、「内容が難しい」というよりも進め方が分かりにくい試験です。
その理由は、次の3つです。
特徴① 出題範囲が広い
保育士試験は9科目あり、医学・心理・福祉・法律など幅広い分野から出題されます。
そのため、まず全体像をつかんでから細かく学ぶことが重要です。
👇全体の流れをまとめて知りたい方はここから読んでください。
保育士試験の筆記試験は、以下の9科目で構成されています。
- 保育原理
- 教育原理
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
これらは、保育に必要な知識・制度・実践力を幅広く問う内容になっています。
医学・心理学・福祉・法律・教育など、ジャンルもさまざまなため、やみくもに暗記するだけでは対応しきれません。
つまり、保育士試験は「内容」より「進め方」で差がつく試験です。
そのため、まずは全体像をつかみ、そのあとで細かく学ぶという流れがとても重要になります。
特徴② 暗記と理解の両方が必要
法律や制度は暗記、心理や保健は理解が必要など、科目ごとに求められる力が違います。
- 法律・制度・指針などは暗記が必須
- 発達心理・栄養・保健分野は理解が必要
- 保育実習理論は実際の保育場面を想像する力が必要
背景や意味を理解していないと「用語を覚えても理解できない…」ということにも。
なぜその制度があるのか、どんな目的で作られたのかを意識すると、記憶にも残りやすくなります。
保育士試験は、暗記と理解をセットで進めることが合格へのポイントです。
進め方を間違えなければ独学でも十分合格できます。
特徴③ 科目同士のつながりがある
科目はバラバラではなく、実はつながっています。
関連づけて学ぶことで、理解も記憶も効率よく進みます。
- 「保育原理」の保育の考え方は、すべての科目の土台になる
- 「保育の心理学」は、保健・実習理論とも深く関係している
- 「子ども家庭福祉」「社会福祉」は、制度理解としてセットで考える
「この科目、前にやった内容とつながっているな」と感じながら勉強できるようになると、理解が深まりますよ。
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過去問は「最後」ではなく「仕上げ」に使う
いきなり過去問から始めると、分かりづらく挫折しやすいです。
まずは基礎を学んでから過去問に入るのが効率的です。
勉強の流れはこの4つでOK。
- 過去問を解く
- 間違えた問題に印をつける
- 解説を読んで理解する
- 解けるようになるまで繰り返す
この流れを繰り返すことで、少しずつ「解ける問題」が増えていきます。
👇保育士試験の効率的な勉強法はこちら
まとめ
保育士試験の勉強は順番と考え方が大切。
- まずは全体像をつかむ
- 科目のつながりを意識する
- 暗記と理解をバランスよく進める
- 最後に過去問で仕上げる
この流れを意識するだけで、勉強の迷いはかなり減ります。
あなたのペースで、一歩ずつ進めていきましょう。
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